2009年7月 1日
くしゃみのメカニズムと概要
くしゃみは、物理的な刺激(鼻粘膜を直接毛髪などで刺激すること)や刺激物質の吸引、アレルギー反応、または児童などでは視界が突然明るくなったりした際にも誘発される場合もある。くしゃみ反射の詳細なメカニズムはすべて明らかにはなっていないが、以下に花粉症を例にとり解説する。
アレルゲン吸入によりケミカルメディエーターのヒスタミンが肥満細胞より遊離され、それが鼻粘膜における知覚神経である三叉神経終末にあるヒスタミン受容体(H1受容体)と結合する。そこから求心性インパルスが脳幹のくしゃみ中枢へ伝わり、刺激を受けたくしゃみ中枢から遠心性インパルスが脊髄神経、舌咽神経、迷走神経、顔面神経などを通って呼吸筋(横隔筋、肋間筋など)、喉頭筋、顔面筋へと伝わりくしゃみがおこる。
その際には、まず激しく息を深く吸い込む吸入期があり、次に鼻咽腔閉塞により肺から出ようとする息を止めて空気を圧縮・加圧する無呼吸期がある。そして鼻咽腔閉塞が解けることにより爆発的に息を吐き出す呼出期の3期が認められる。とくに花粉症の場合は数回以上連続しておこることが多く、呼出期と吸入期が瞬間的な時間差をおいて重なることなどもあってひじょうに苦しい状態になる。ほぼ上半身全体の筋肉の括約が連続することもあり疲労感を覚える。口腔内の唾液を吸い込んでしまうこともあり、くしゃみに続いて咳(いわゆる「むせる」という状態)を呈するなど見た目にも騒々しい事態に陥り、周囲の爆笑をかうこともあるが当人はそれどころではない。
こうしたアレルギーによらない埃を吸い込むなどした物理的な刺激によるものも、ほぼ同様にして反射がおこるが連続しておこることは少ない。風邪においても、花粉症ほどの連続発作はおこりにくい。
胡椒の粉末を吸い込んだ場合などは、異物が付着したという物理的刺激のみならず、胡椒自身の刺激性物質による化学的刺激も原因となる。こうした化学的刺激によりくしゃみ等をおこさせる毒ガス・催涙ガスのたぐいもある。またこのくしゃみ反応は不随意運動であり「根性でどうにかする」ことのできない性質のものでもあるため、これを強烈に誘発させることで行動力を奪うことができる。催涙スプレーなどはそれの護身目的での利用である。
ただし演技でくしゃみ反応と同様の運動を意図的に行うことは可能である。上に挙げたように、表情や仕草などが非常に滑稽でもあるため、コントやコメディ(喜劇)などでも使われる。日本では有名所でいうと加藤茶の持ちネタである「ぃッ、クシュン!」や「ひぇッきしっ!」が挙げられる。ちなみに前者の方が「溜め」が長い。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
人間の行動にこんな意味があるなんてすごいですね。
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